Discover（構想）フェーズ
テストの戦略とスコープを立案
テストのプロセスはここから始まります。このフェーズで、品質成熟度を評価し、現在または将来のプロジェクトの遅延につながりかねないギャップを特定します。高レベルのテストアーキテクチャと全体的なテスト戦略を立案することで、プロジェクトを順調に進めるための指針ができます。
Ja
Tricentis＋SAP Activate
複雑なSAPの変更を自信をもって展開
SAPのモダナイゼーションプロジェクトをスケジュール通りかつ予算内で進めるには、それぞれの変更が、下流工程にエラーを生じさせることなく、期待通りに機能しているかを検証するための迅速なフィードバックが必要です。実績のあるTricentisの継続的なテストフレームワークは、SAP Activate方法論を補完し、各フェーズでとるべきテストの手順を明確にします。移行計画を始めたばかりの方も、すでにS/4HANAを本番稼働させている方も、SAPによる変革を順調に進めることができます。
Prepare（準備）フェーズ
テストツールのギャップを解消
この段階では、前フェーズで特定したテスト戦略内のギャップに対処し、新しいツールが必要であれば、テストインフラストラクチャに統合し、チームメンバーへのトレーニングを実施します。適切なテストツールを導入することで、継続的に進化するSAPと関連するサードパーティシステムへの変更を成功裏に展開するための準備が整います。
変更影響分析インテリジェンス
Tricentis LiveCompareは、SAPシステムの変更に伴うリスクを特定し、何をテストすべきかを正確に提示します。
エンドツーエンドのテスト自動化
Tricentis Toscaは、コードレスでモデルベースのアプローチを採用しており、SAP環境のエンドツーエンドのテストを最適化し、スピードアップします。
パフォーマンステスト
Tricentis NeoLoadは、すべてのSAPアプリケーションのパフォーマンステストを自動化し、更新されたアプリケーションが、高負荷でもスケールし、安定稼働するようにします。
データ整合性テスト
Tricentis Data Integrityは、大量のデータを検証できる自動化されたプロセスにより、アップデート、アップグレード、移行がデータに悪影響を及ぼしていないか確認できるようにします。
テスト統合管理
Tricentis qTestは、スケーラブルなテストの管理、運用、分析機能を提供し、テストを一元管理することで、品質とスピードの両立を可能にします。
テスト自動化レコーダー
Tricentisのオートメーション・レコーディング・アシスタントは、ビジネスユーザーが日々の業務を簡単に記録し、自動テストケースに変換できるようにします。
Explore（評価）フェーズ
リスクを把握し、テスト計画を作成
このフェーズでは、システムをエンドツーエンドに検証し、変更、アップグレード、大規模移行の間に起こりうるエラーや障害を把握します。この情報をもとに、SAPシステム全体とその統合を精査できる包括的なテストケースライブラリの構築を始めることができます。隠れたリスクを明らかにしたり、テスト計画内のギャップを特定するために、変更影響分析ソリューションの活用が必要な場合もあります。
Realize（実現）フェーズ
インテリジェントなテストソリューションを実装
テストスコープが明確になることで、既存のテスト計画で見つかったギャップを解消するためテストケースを自信をもって作成できます。Tricentisのテストソリューションにより、モダナイゼーションのプロセス全体を通じて、リスクベースのアプローチの導入、変更影響分析の容易な実施、機能テストのパフォーマンステストへの再利用、テスト監査の実施が可能となります。また、機能、パフォーマンス、及びデータ整合性テストの要件をカバーするリリース品質向上テクノロジーの活用も支援します。
Deploy（デプロイ）フェーズ
OK/NGの判断を確認
デプロイに備える段階で、テストソリューションを活用して、重要なテストがすべて実施されたかどうかを確認します。Prepare（準備）フェーズで実装したテスト管理ソリューションは、ユニットテスト、システム統合テスト、エンドツーエンドテスト、ユーザー受入テスト、パフォーマンステストなど、すべてのテストが実行されたか、最終チェックを行うためのインサイトを提供します。これにより、自自信を持って、OK/NGの判断を下すことができます。
Run（運用）フェーズ
継続的な成功を
ここまでくれば、デプロイ後のハイパーケアはほとんど必要なくなります。その代わりに、この時間を利用して、次の段階の準備をします。それは、新しい可能性を発掘し、最新の機能を活用し、変更影響分析を継続することで、あらゆるフェーズでSAPプロジェクトの品質を継続的に確保できるように、テスト方法を改善することです。
